
ハロウィーンの夜、たまたま街に出ましたら、いろいろなお化けに仮装した若い人たちをたくさん見かけました。昔は日本にはなかったハロウィーン、すっかり定着しましたね。いろいろな意見があると思いますが、楽しいことが増えるのは賛成です。ハロウィーンはアメリカのお祭りで、10月31日の夜、あらゆるお化けや魔女が集会を開くーというような伝説だったように思います。
私はSF作家レイ・ブラッドベリの短編小説で知りました。あのお話はまだ読めるのでしょうか。創元文庫だったと思うのですが。お化けなのに体が弱く、魔術の一つも見せられない主人公が、ハロウィーンの夜に自分の死の影を見るという物悲しいお話でとても好きでした。また、前知識なしで映画「ハロウィン」を見て、背筋が凍ったのも楽しい思い出です。
今ではなんだか若者が街で騒ぐ口実のようになっていますが、子供たちが仮装して家々を回ってお菓子をもらうというイベントはもっと広まってほしいですね。
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