ノマリアムの2023年の夏は特別でした。
外に出るのもままならないほどの暑い夏、
当店の顧問を長年務め、お客様にも大変可愛がっていただいていた、スコティッシュフォールドのたますけさんが虹の橋を渡ったのです。スコティッシュフォールドの宿命ともいうべき骨軟骨異形成省と数年にわたって格闘しそれでも明るく元気に勤めていたたますけさん、13年の生涯でした。
スタッフ一同、覚悟はしていたもののすっかりへこんでしまい、店番の体調不良もあって、しばらく冴えない日々を送っていたのでした。
そしてある日、
停滞する日々を振り払うように店番とお針子は京都に出かけました。実は二人とも京都が大好き、そしてアンティークと骨董が大好き。気晴らしのように東寺の弘法市を訪れました。
そこで出会ったのはたくさんの外国人客たちと美しい和のアンティークの着物・布たち。お針子には新しい作品のインスピレーションが、店番には新しい商品シリーズのインスピレーションが訪れたのです。
かくして、ノマリアムは再生始動し、アフリカ布ばかりでなく和の雑貨を扱うブランドを新たに立ち上げることにしました。それも、よくあるリメイク雑貨ではなく、もっと新しく心が躍るようなものを。
ノマリアムの新しい挑戦にご期待下さい。
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